「転職したばかりだけど、どうも受け入れてもらえている感じがしない」
「転職して、なんか仕事できなくなった?」
転職したての時ほど、成果を出すのが難しく、前の職場ではできていたはずのことが出来なくなって、「あれ、転職失敗したかも」なんて考えたりするものです。
ないがしろにされている部分をどうしても感じたり、でもなんか優しくはされている部分も、気を遣われていることも分かっていて、期待に応えられてる感じもしない。
そんな状態になってませんか?
せっかく苦労した転職もその後の行動で成功か失敗かが変わるので、転職後すぐにどんな動き方が理想なのかを一緒に見ていきましょう!
転職1か月でやること

▼毎日してほしいこと
・見た目をきちんとして、自分から挨拶しよう!
▼スタンスとして意識してほしいこと
・前職のことはあんまり出しすぎず、今の職場を観察しよう!
・フィードバックは聞いておこう!
・メモを取って、覚える努力をしよう!
▼実際に試してみてほしいこと
・自分から自己紹介がてら、つながりに行こう!
・自分流のアウトプットを無理のない範囲で出してみよう!
・感じたことは書き出して、いったん今日に置いていこう!

初動を大切にする
「第一印象を良くする」ことが最初の第一歩です!
初日の挨拶や自己紹介、日々の振る舞いが長期的な評価に影響しますので、清潔感のある服装や明るい態度を心がけましょう。
特に、日々の朝の挨拶・帰りの挨拶は自分から周りに行うことで、より良い印象を与えられるので必ず行ってください!
特に、「おはようございます」はあっても、「お疲れ様でした。お先に失礼します」を言わない人は多いです。
言わないよりは言った方が絶対に良いので、必ず自分から挨拶しましょう。
印象だけで業務にまで悪影響が出てしまうのは勿体ないですので、小さなできることから始めましょう。

印象は、視覚情報が55%なので、まずはきちんとした服装から入りましょう!
見ている人は意外と見ているものですからね。

職場文化を尊重する
「職場のルールや慣習を理解」することで、仕事は楽になります。
そのためにまずは「職場の文化を」観察してください。
書面にない暗黙のルールやチームの働き方を観察し、自然に馴染む努力をしましょう!
具体的には、「関連する人」「コミュニケーションの取り方」「業務の流れ」を特に意識するとよいでしょう。
また、「過去の経験を過信しない」ことも大事です。
新しい環境では理由があってそのやり方があるはずですし、前職に固執すると違いがばかりが目に行ってしまい「こうしたらいいのに」がたくさん出てきてしまいます。
過去の経験は過去の経験で否定されるものではありませんが、そっちの方がいいという思考は「現職を否定」していることにもなってしまうんですね。
最初はその職場のやり方を尊重するようにしましょう!

守破離という言葉があります!
その順序通り、まずは流派を守れるようになることを目指してくださいね!
フィードバックを受け入れる
中途採用は新人のため、上司や同僚からのフィードバックは前向きに受け止め、改善の姿勢を示しましょう。
フィードバックやこうしたらいいよ。は、仕事ですし最初は義務感で伝えることがほとんどです。
信頼感が増すにつれて、善意でフィードバックするようになるんです。
本当に期待しなくなったらフィードバックはその人にはしません。
ですので、フィードバックを受けたら流さずに、自分の仕事の進め方やスキルに対する振り返りを行い、継続的に成長を意識してください!
たまに自分が失敗したから、後の人には教えるべきと伝える人がいます。
確かに、そんなことまで言わなくても。ということまで伝えてくれるのですが、
そこでもういいよ。わかったよという態度をとると、「あ、もうこの人は教えなくてもできる人」と認識されしまい、重要なことも教えてもらえなくなるリスクにつながります。
そういう時は、感謝を伝えつつ、「ありがとうございます。これは知ってました。何か失敗のご経験とかがあったんですか?」など、その人の経験を通じて職場理解を深める方向にシフトしましょう。

フィードバックは善意の証ですので、余計な善意だと感じても受け止めるようにしましょう!
同じことを何度も聞かない
転職後の研修は、基本的に一度しかありませんので、一度で覚えるように努力しましょう。
特に、全体研修で出てくる人は、人事であったりシステム部門であったり総務であったりと、入社後以降出会う機会がない人かもしれません。
その人たちからもらう情報に、次のタイミングはないんですね。
配属後の研修であっても、あれ、一度教えたのに。もう一度聞いてくるな。と思われる人は集中力がない人とみなされる可能性があります。
教えた側は、すでに知っている情報なので、何度も同じ人に話すのは退屈な反復業務になっているかもなんですね。
とはいえ、そんな全部を一度に覚えておくことなんてできないと思うかもしれません。
ですので、メモを取りましょう。
もう新卒のようなアドバイスですが、それが一番確実なんですね。
ある程度社会人経験あるからと斜に構えずに、新卒に戻った気持ちでメモを取りましょう。
その姿勢だけでも努力がうかがえるので、好印象につながりますよ。

メモを取ることはちょっと恥ずかしいし、もう習慣でない方もいるかもしれませんね。
紙でもPCでもいいので、メモをとりましょう。

自分から売り込みに行く
「自己紹介」という強力なツールが使えるのは最初のうちだけです。
「初めまして。〇月に入社した〇〇です。今こんなミッションを持っていて、少し教えてほしいんですが、お時間いただけますか」
挨拶がてら、自分のミッションとそれに付随する課題をヒアリングするミーティングを組みましょう。
最初だから期待の意味も込めて、フラットにいろいろと教えてくれるでしょう。
そこで根ほり葉ほり聞きながら、相手のことを知りつつ、次につながるような話を持って帰りましょう。
コツは「また聞いてもいいですか?」で締めることです。
ただ、仕事ができる人は時間がないので、その時間をあまりとってくれないかもしれません。
ですが、そうした人と関係性を無邪気に取りに行けるのも、最初のうちだけなので、積極的に自分から動くようにしましょう

自己紹介をうまく利用して、顔見知りを増やしましょう!
自分の強みを活かしたアウトプットを出す
自分の強みを活かしたアウトプットを作って周囲に見せることも大事です。
最初は何ができる人なのか、どれくらいのレベルなのか、周りは知りません。
自分の得意分野や経験を活かして、周囲に貢献する姿勢で、「即戦力であることをアピール」しましょう。
ただし、求められていないことを発信しようとすると、嫌がられるリスクもあります。
自分の強みを活かして、「チームや上司の課題解決に協力」することで、存在感を示していけるのがベストです!

自分ができることをアピールできるアウトプット機会を、虎視眈々と狙ってみてください!
思ったことは書き出しておく
転職後に感じたことや思ったことをメモに書き出しておくのは、とてもいい手段です。
メモに取るという行動は、忘れるための予防策であり、メモに取ったら「忘れてもいい」という安心感が自分の中に残ります。
感じたことは、前職とのギャップや人間関係などが多いかもしれません。
それらは将来的には役立つのですが、新しい職場環境に慣れたり、フィードバックの受け入れには邪魔になる瞬間があります。
メモに残しておくことで感情ごと、記憶を置いていくんです。
仕事を覚えなおすために、夜寝る前にまた今日嫌だったことを思い出す。
それが最悪です。
そして、寝かしてから半年後くらいに見返してください。
あぁ、そういえばこうしたらいいのに。を思い出し、すんなりと伝えることができるようになっていることでしょう。
紙の方が感情を置いていきやすいという人もいますが、個人的にはどっちでもいいと思います。
ちなみに、私は最初は紙で大きく「ふざけんな」と書いて、その周りにそう思った理由を書き連ねてました。
さすがに、半年後に見たら恥ずかしくて、理由のところだけ抜粋して捨てましたね。
あぁ、やっぱり追い詰められてたんだなと思った瞬間でした。
転職でも、転籍でも同じですが、活躍できる人は必ず周りに認められることを優先します。
仕事は一人ではできませんからね。
ある時、部下が複数名追加されることがありました。
私は全員と毎週1on1をすることを強制していたのですが、
その時に必ず毎回アジェンダとパワーポイントを作ってきた人がいました。
彼女は「時間を割いてもらっているからこれくらいは当然」と言っていましたが、
アウトプットを出してもらうことで理解度を図ることができます。
加えて、あぁこの子はこういう図解にすることが得意なんだなということが一目でわかりました。
そのため、会議資料の作成や他のマニュアルなどの仕事を任せることができたのを覚えています。
逆に、こちらが伝えたことをそのまま「はい。わかりました」や「そのままの図解」で出してくる人は理解しているのかどうかがわかりません。
1+1=2を教えて、イラストにして書いてきても、「足し算」を理解しているかどうかなんて判断できませんからね。
毎回1+1が来るわけではないので、3+1の場合はどうしましょう?くらい聞いてくれると理解を深められるので、教える側としてありがたいわけです。
最初の1か月でいかに自分のアウトプットを出すか、それも職場にフィットした内容(あるいはしようとする内容)で出すかが割と重要なんですね。
転職した人が晒されている視点を知る


期待
中途で人を採った以上、その職場は人手不足に陥っている状況なはずで、「何かをやってほしい」から採用されているはずです。
基本的に何もないのに、人を採用することはありません。
中途採用の募集背景には、何かしらの「期待」が裏側に込められています。
実は、転職者が晒されるこの期待は2種類あります。
「今の仕事を助けてほしい」という直接的かつ短期的な期待と、「この会社でどんな化学反応を起こしてくれるか」という間接的かつ中長期的な期待ですね。
思い出してください。
前職で、新人もしくは新入社員が入ってきたときのことを。
フレッシュで、今やってる仕事をきちんと教えてあげないとという先輩視点がなかったでしょうか。
加えて、1年後どんな風に仕事してるんだろう、どれほど今の仕事を楽にしてくれるだろうと。
それは30代だろうが中途だろうが一緒です。
ここで大事なのは先に述べた「フィードバックを受け入れる」ことです。
新しく入ってきた人には、時間をかけてでも仕事を教えてあげようとします。
それは仕事ですし義務感でもありつつ、やってほしいことがあるので、やってもらえるようにならなかったら、「結局、自分に返ってくることを理解しているから」ですね。
ここで気を付けておきたいのは、「仕事を教えたり、初期で行われる親切心」は、あなたへの期待の大きさと同じで、「転職者への期待」は
「 転職者への期待 > 今まで通りでいいや感 」なら、 教える
になります。
転職者への期待が大きい状態だと、今まで通りではなく、何かを将来的に変えてくれることを望んでいる状態。つまり、ワクワク感が強いんですね。だから、転職者に時間をかけてでも教える。
でも、変わってくれない・フィードバックなども受け入れないだと期待もしなくなるので、だんだんと教えてあげる時間が惜しくなってくる。のです。
忙しい人や仕事ができる人ほど、「今まで通りでいいや」と思いやすいので、なるべく最初は低姿勢に受け入れていくことを心がけましょう。
興味
転職していた人が「どんなスキル・経験を持っているのか」「どんな性格なのか」など、パーソナリティ面にも興味を持っていることでしょう。
これから仕事を一緒にする人のことをよく知り、スムーズに行っていくためですね。
もちろんないとは言い切れませんが、入ってきたばかりの人を突然突き放すような人はほとんどないかと思います。
「どんなことができる人なのか」「どういうコミュニケーションをとっていけばいいのか」を知ろうとしてくれるでしょう。
転校生が休み時間に、クラスメイトからいろいろ質問されるシーンを思い浮かべていただくと分かりやすいでしょうか。
違いがあるとすれば、学生ではなく社会人なので、わきまえている人が多いことですね。
特に昨今では、パワハラやセクハラなどハラスメントにつながる可能性もある中では、踏み込んだ質問をすることはできません。
そこでオススメしておきたいのは「自己開示」です。
自分のことを知ってもらうための自己紹介から始まり、相手のことも知ろうとコミュニケーションをとっていくと、相手との距離感はぐっと縮まります。
ここでは、自分から動くことが何より重要です。
やがて興味が薄れていくと、転校生への興味もわかなくなり、声をかけてもらえなくなりますからね。
無理のない範囲で構いませんので、自分から声をあげて自分の存在感を出していくにようにしてください。
脅威
ポジティブな感情だけでなく、「今の自分の仕事が取られるかも」という脅威を同時に感じていることもあります。
少し仮定の話をしましょう。
想像してみてください。
中途採用で入ってきた人に、自分の仕事を教えたとしたら何が起こるでしょうか。
おそらく、仕事を教えてあとは見守る。それで自分でできそうならあとは任せて自分は別のことをやる。こんなスタンスになるのではないでしょうか。
仕事を教えるということは、その仕事をその人に任せるということで、自分はもう関わらないということでもあります。
そして、任せた後、空いた時間で別の業務が割り振られるか、その人がきちんと仕事できるようにフォローすることがその人の任務になったりします。
さてここで、業務が回っていなかったとはいえ、新しく入ってきた人が渡した業務で、自分よりも成果を上げ始めたらどんな気持ちになるか、少し考えてみてください。
営業であれば、今担当している顧客を渡さなければならないかもしれません。
担当顧客からの売上が後からきた新人の方が、自分より高い。
そうなったらどうでしょう。
既存顧客を任してほしいと言われたのであれば、もうその顧客は任せないとマネージャーが通告しているのと同じです。
もちろん、言い方は「君はこっちの業務に集中してほしい」などオブラートに包むでしょうが、本人としては気が気ではありませんよね。
中途採用者は、大いなる助っ人であると同時に、大きなライバルにもなりうるのです。
これから一緒に働く同僚が突然敵になったら孤立の原因になりますし、何より悲しいです。
これを防ぐには、「自分は敵でない」ということをアピールすることが有効です。
そして、そのスタンスを見せるのに最も効果的なのは「今までの文化を尊重すること」と「相手の言ううことを受け止めること」です。
中途採用してきたばかりの人が、引き継いだ顧客で前の会社のやり方を元にしながら、成果を上げ始めると、基本的に良い顔はされません。
「今までの経験値を出してくれることを期待しているよ」などと言われてもです。
先住民の生活を無視して、ハイテク機器を導入しても、受け入れられませんよね。
転職者が脅威にならないようにするためには、先住民の文化に溶け込んで、ある程度市民権を得てから、変化を加えていくことです。
まずは、何より「その場に慣れること」を優先しましょう!
私は最初の転職の時に、いろいろ質問してもらえるし、顔合わせの1on1を組んでもらえるので、調子に乗って、教えてもらうことだけを吸収していました。
1か月経った後、突然やったことない仕事をしてと言われ、全然期待に応えられず、上司に「いい加減にして」と言われたことがあります。
当時はなんて理不尽なんだと思っていましたが、転職者である以上、周りを理解しようと自発性を発揮するべきだったんですよね。
発言力も無ければ、仕事の基本ルールやオフィスルールなども分かっていない状態で、受け身でずっといる人間には負荷を与えてでも、自分から動いてもらう必要があるんです。
上司の目線からすると、私は「期待外れ」だったんでしょう。
履歴書や面接で聞いたようなことが、全然できない。
なんとか成果を上げてもらおうと仕事を振るけど、全然覚えられない。どころか、教えてやらないと動こうともしない。甘えんじゃねぇ。
そうした感情が爆発したんでしょうね。
私は、転職1か月で上司から見放されました。
今考えると当然の結末で、自分が悪いと思えます。
まぁその経験があるから、こんな記事を書いているわけです。
自分から積極的に動きつながることでこうしたことは防ぐことが出来ることは、知っておいてくださいね。
30代で特に意識してほしいポイント

過去の経験を整理し、即戦力として貢献する
30代は即戦力として求められることが多いです。
「自分の強みを活かす」ことで、過去のキャリアで培ったスキルや経験を、新しい職場でどう活かせるかを考え、積極的に行動に移すとよいでしょう!
私は企画職だったので、教わった内容や、要点を課題解決のステップに当てはめてパワーポイントにまとめることをしていました。
言われた内容がほとんどなので、それを形にする、いわばお絵描きのような仕事でしたが、それでも周りから有難がられ、今でもパワポの資料作成を教えてくださいと言われたりと、次につながっています。
また、「小さな成果を意識」して積み上げることで、信頼を得やすくなりますので、小さなことでも、疎かにせずに着実に遂行してください!
最初から大きな成果を求めすぎると、半年後にまだ何も成し遂げてない人になりかねません。
「言ってることは壮大で面白いんだけど、何にもアウトプット出てこないし、結局何がしたいんだあの人。」そんな評価をされないように、最初は小さな成果を積み上げることを意識しましょう!

強みを活かして、即戦力として自分の価値を証明しましょう!
ただ、これまで説明した通り、アピールのしすぎは逆効果なので気をつけましょうね。
新しいスキルや知識を積極的に学ぶ
30代はまだ成長の余地が大きいため、自己投資を惜しまないことが重要です。
特に自分のキャリアを強化するスキルや知識なら「積極的に学ぶ」とよいでしょう。
まずは、何より目の前の業務について詳しく深ぼるようにしてください!
研修した、教えたことを何度も聞いてくるようでは、社会人としての基礎を疑われます。
が、正直30代にもなると記憶力も低下してくるので、一度聞いたことなんて忘れてしまいます。
(皆さんがどうかは分かりませんが、少なくとも私はそうでした)
時間を取って、教わったことを復習するか、それに付随する内容を深ぼって勉強していくことで、いち早く業務に慣れるようにしましょう!
また、昨今はデジタルに強い若手の方が仕事ができたりもしますので、「年齢に関係なく周囲の人から学ぶ」姿勢を持つのがベターです。
変なプライドは持たず、5分考えて分からないことは教えてもらう、そんな姿勢をもてるとよいですね。
周りにちゃんと聞いて回ることで、柔軟性と適応力のアピールにもつながりますよ。

30代はまだまだ学ぶことがたくさんあります!
年齢に囚われず、どんどんレベルアップしてみましょう!
健康管理とストレスケアを徹底する
30代は20代と違い、健康面でも気を遣い始めるべき年代です。
特に新しい環境ではストレスがかかりやすいため、「食事・睡眠・運動を意識して健康を維持」してください。
転職したてで、体調を崩してお休みしました。はあるあるなんですが、復帰した後は「気を遣われる」か「早くこれやってくれよ」と、大量に仕事が降ってくるかのどちらかです。
いずれにせよ良いことはありませんので、休まないのがベストでしょう。
また、ライフステージでも結婚したり、子供が産まれたり、子供が小学校に入ったりと家庭や趣味の時間も重要な時期です。
新しい負荷がかかれば、今まで出来ていたことが出来なくなって当たり前です。
人間、ココロの容量は決まってますからね。
ちなみに、私の場合は嫌なことがあったら、全部紙に書き出して発散していました。
後で見返して、それが自分の仕事の軸になったりもしています。
無理をしすぎず、バランスを保ちましょうね。

健康はやはり大事です!
無理は禁物ですよ!
チーム全体の成功を意識する
30代はマネジメントを意識する年代です。
業務を教えてくれる人が将来的に部下になることが決まってる。なんてことはよくあります。
特に自分が成果を上げていればよかった20代とは異なり、より広範囲の業務に関わることが多くなります。
そのため、個人プレーに走らず、「チーム全体の目標達成を意識して行動すること」ことを意識しなけれなりません。
自分がやっている業務が全体ではどの部分を担っていて、最終的にどんな成果を成し遂げたいのかを意識するようにしましょう。
特に転職後に時間を割いて教えてくれる人は実務者の可能性が高く、そこまで意識していないことが多いものです。
初期研修で聞いた内容や、上位者との会話の中で得た情報から、「自分の業務がどんな目標につながっているか」を自分で類推・補完するようにしましょう!
また、周囲のサポートを通じて頼りになる存在になることで、「この人と働きたい」と思わせることができ、自然と評価が高まります。
周りが困っていることがあれば、積極的に「代わりにやりましょうか」「他にやることありませんか」と声をかけて、自分の時間を割いていきましょう。

30代だからこそ、チーム全体での成果を意識しましょう!
ミスを恐れずチャレンジする
30代は20代よりも勢いも記憶力もありません。
だからこそ、ミスを恐れずにチャレンジする姿勢が大事です。
守るものもあるし新しいことが苦手だからと、自分が慣れている分野に引きこもろうとする人がいますが、それでは新しい職場で評価はされません。
この業務もやってほしいんだけど、あの人、この分野だけしかやってくれないのかな。
そうなると一気に任される業務の幅が狭まります。
転職直後は慣れない業務でミスをすることもありますが、早めに対処し、次に活かす姿勢を持ちましょう。
「あー、失敗した」なんて悩んでる暇があったら、さっさと対処して、ちゃんと反省して、次の業務に進んでしまうことです。30代、時間は有限ですからね。
ただし、ミスしたら反省はしてくださいね。
何度も同じミスを繰り返すと信頼を損ねかねませんので。
新しい環境でのチャレンジは成長のチャンスです。自分から手を挙げて挑戦することを恐れないようにしましょう。

挑戦しない人には新しい業務は任されません。
適応力があることを証明するためにも積極性を出していきましょう!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
やれていることもあれば、そうでないこともあったかもしれません。
もし、できることがあるのであれば、ぜひ試してみてくださいね!
この記事で紹介した内容を最後にまとめておきますね。
まとめ
- 最初の挨拶は見た目に気を付けて、きちんとした挨拶から入る
- これまで積みあげてきた職場の文化があるので、転職先の文化を尊重する
- フィードバックをもらったら素直に受け止め、自己改善を意識する
- 無理をしないよう体調管理を行い、完璧を目指さない
- 自己紹介がてら自分から話を聞いて回る
- 即戦力としてスキルを認めてもらうためのアウトプットを意識する
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