この章では「得意なこと」の見つけ方について解説していきます!
得意なことが分かると、自分が楽して成果が出せる領域が見えてくるので、周りからの評価も自然と上がってきますよ!
引っかかったところを見つけたら
STEP1「気づき」=NOTICE
STEP2「理由」=WHY
STEP3「得意なこと」=WHAT
の順で考えてみると気づきやすいですよ。
コツとしては、
・STEP1から2だけでなく、2から3に進めるときも「なぜ」と問いかけてみる
・STEP3でSTEP1より、抽象度を上げた表現にしておく
この2つを意識するとやりやすくなります。
それぞれで例をつけているので、参考にしてみてください。
同じNOTICEでも人によって、WHATは変わってくるので、自分の言葉で言語化しましょうね。
周囲から褒められることが多い
他人から「すごいね」「助かる」と言われることは、得意な分野を示している可能性があります。
- 周囲が自然と頼ってくる分野
- 「自分にとっては簡単なのに」と感じることで感謝される
他人からのフィードバックは、得意なことを見つけるヒントになるので、それをフックに深堀りしてみましょう!
例:
STEP1(NOTICE):資料作成の依頼が多く、作成すると喜ばれる
STEP2(WHY):資料の図や配色が上手い
STEP3(WHAT):見やすいレイアウトや配色の設定
苦労せずにできると感じる
得意なことは、他人が苦労することでも、自分にとっては「当たり前」や「簡単」に思えることが多いです。
- 少ない練習や準備で成果を出せる
- 自然に流れ作業のようにできる
この「楽に感じる感覚」は、あなたの得意分野を示しているかもしれませんよ。
例:
STEP1(NOTICE):スピーチがあんまり準備しなくてもなんとかなる
STEP2(WHY):話す内容が人前でも緊張せずに出てくる
STEP3(WHAT):人前に立って話すこと
結果が出やすい
得意なことは、努力した分だけでなく、少しの工夫や短時間の取り組みでも成果が出やすい特徴があります。
- 何度も良い結果を出した経験がある
- 他の人より短時間で成果を上げられる
成功体験を振り返ることで、得意なことを見つけられる可能性が高いです!
例:
STEP1(NOTICE):電話営業で契約にまでこぎつけられた
STEP2(WHY):電話だと緊張せずに相手に勧めることができる
STEP3(WHAT):対面以外で何かをオススメすること
他人に教えられる
得意なことは、他人にわかりやすく教えたり、アドバイスしたりするのがスムーズです。
- 自分の経験をもとに具体的な説明ができる
- 他人に教えるときに「教えるのが楽しい」と感じる
教えることで、得意分野をあぶり出すことができて、強みとして再認識することができるかもしれませんよ。
例:
STEP1(NOTICE):Excelの使い方を後輩にうまく教えることができる
STEP2(WHY):Excelは昔さんざん使っていて数式や機能を良く知っているから
STEP3(WHAT):Excelでの作業
問題解決が得意な分野がある
得意なことは、トラブルや課題が発生しても、冷静に対応できることが多いです。
- 自然に解決策が思いつく
- 周囲から「どうしたらいい?」と相談される
問題を解決するスキルがある分野は、あなたの強みだと言えるでしょう!
例:
STEP1(NOTICE):会計で問題が起きても経理との調整がスムーズにできる
STEP2(WHY):経理システムと会計の流れが分かっているから
STEP3(WHAT):経理に関連する事務作業
継続しやすい
得意なことは、他の活動よりも継続するハードルが低く、無理なく続けられます。
- モチベーションが高くなくても自然とやっている
- 振り返ると長期間続けている分野がある
継続できる活動には、得意なことが隠れている場合があります。
続けられていることがあるなら、強みではないか自分に問いかけてみましょう。
例:
STEP1(NOTICE):議事録を作成すること
STEP2(WHY):タイピングが早いのと、話の要点をまとめることができるから
STEP3(WHAT):話の要約とタイピング、議事録作成
複数の場面で活かせる
得意なスキルや能力は、仕事や趣味、日常生活など、さまざまな場面で応用が効きます。
- 職場やプライベートで同じスキルを使っている
- 「この能力があればどこでも活躍できる」と感じる
応用力がある分野は、得意なことの可能性が高いです。
例:
STEP1(NOTICE):収支を管理すること
STEP2(WHY):プライベートでも家計簿をつけて管理しているから
STEP3(WHAT):収支記録と、歳出入チェック
ここまで得意なことの見つけ方を解説しました!
まとめると次の通りです!
まとめ
- 周囲から褒められることが多い
- 苦労せずにできると感じる
- 結果が出やすい
- 他人に教えられる
- 問題解決が得意な分野がある
- 継続しやすい
- 複数の場面で活かせる
得意なことは周りからの反応でも分かったりするんだなぁ~
その通りです!
得意不得意は、「周りと比べて」どうかですから、比べる先によっても変わることを、覚えておくとよいですね!
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